建築する時の地面の高さ

GLって図面に書いていたり、

現場では言葉が飛び交っている。

 

 

専門用語を知ると、

建築がもっと面白くなります。

 

 

「家づくりは幸せづくり」

八戸・木の家でお馴染み

サイエンスホーム八戸

代表の橋本英文です

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それでは、

２０２５年９月１５日（月）号

よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

建築工事をするときに、

家が建つ部分の

地面の高さを決める。

 

 

 

 

 

これをGL

（グランドレベル）という。

 

 

 

このGLの設定は、

雨が降ったときに水が道路や

側溝に流れやすいようにとか、

 

 

周りの土地の高さを

考慮して、決めていく。

 

 

GLが道路よりも低いと

水捌けが悪かったり、

 

 

道路との高低差で

下がる勾配がつくし、

 

 

段差が

できたりする場合は、

擁壁を作ったりすることもある。

 

 

 

GLが道路よりも高いと、

道路との高低差で

上る勾配がつくし、

 

 

低い場合と同じく

段差ができたりする場合は、

擁壁を作ったりすることもある。

 

 

 

いずれにせよ、設計者は、

その土地や生活の仕方に合わせて、

最適なGLを設定していく。

 

 

 

基礎を掘ると、残土がでる。

 

 

 

そして、

その残土の量は、

GLの設定によって

違ってきたりする。

 

 

（１）GLと元地盤が一緒

 

 

 

 

GLと元々の地盤面が

同じ高さになる場合は、

次の絵のような感じになる。

 

 

 

基礎の部分の残土がでるので、

これは捨てることになる。

 

 

 

 

 

捨てるのにもお金はかかる。

 

 

 

 

 

（２）GLを元地盤よりも高く設定

 

 

 

基礎を掘る容積も少なくする。

 

 

 

 

 

そして、出た土を

周りに敷きならす必要がある。

 

 

 

 

 

なので、捨てる土は少なくなる。

か出ない。

 

 

場合によっては、

土地が足りなくて、

 

土を別の場所から

持ってこないと

いけない場合もある。

 

 

外から土を持ってくる費用が

別にかかることもある。

 

 

 

 

（３）GLを元地盤よりも低く設定

 

 

 

基礎前に、地面を削り、

出た土は捨てる。

 

 

 

 

 

そして、あとは、

（１）の工程で進めるので、

基礎を掘った分も

もちろん捨てることになる。

 

 

 

この場合が、

一番土を捨てる量が多い。

 

 

 

基礎工事が始まるとき。

 

 

こんなことを知っていると、

現場を見るのが

さらに、楽しくなります。

 

 

 

 

 

 

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