

東北人の僕は、
東北の震災を
経験しているからこそ。
能登の震災の状況が
とても気になっていた。
「家づくりは幸せづくり」
八戸・木の家でお馴染み
サイエンスホーム八戸
代表の橋本英文です
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それでは、
2026年6月3日(水)号
よろしくお願いします。

変だ顔、中腰、両手でいいねポーズ=なじみポーズ
*右が奥田さん。
BBAサミット2026
の開催地は、石川県・能登。

2024年1月1日の震災で
大きな被害を受け、
今もなお、
復興の途中にある場所だ。
そんな能登で、
なぜ僕たちは
BBAサミットを開催したのか。
それは、
「地方で生きる経営者として、
今、何を考えるべきなのか?」
を、真正面から考える機会に
したかったからだと思う。
能登の現場を見よう。
そして、
自分たちに
何ができるのかを考えよう。
全国から80人以上の
経営者が能登に集まる。
それだけでも、
少しは力になれるかもしれない。
そんな想いが、
この開催には込められていた。
BBAサミットの
メインイベントは、
4人の登壇者による
「魂のプレゼン」。

でも、
もう一つ大切なのが、
第1部の「基調講演」だ。
今回は、
奥能登元気プロジェクト
代表・奥田和也さん。

元々は金沢で建設業や
福祉事業を経営していた方だ。
しかし、
「大好きな能登を元気にしたい」
という想いから、
奥能登元気プロジェクトを立ち上げた。
輪島ふぐカレー、
ブルーベリーカレー、
能登ヒバの工芸品。
能登そのものを“商品化”し、
地域の魅力を発信してきた。
そんな奥田さんを襲ったのが、
2024年1月1日の震災だった。

輪島にも事業所があり、
道が寸断される中、
12時間かけて獣道を進み、
1月3日には、
被災地へ入ったという。
社員さんを1人亡くし、
3人は輪島を離れることになった。
普通なら、
そこで止まってしまっても
おかしくない。
でも、
奥田さんは止まらなかった。
1月3日には南志見地区に入り、
5日には片付け開始。
9日には若いスタッフも集まり、
地域住民と一緒に復旧を進めた。
2月26日には、
カフェ「ココハサトマチ」を再開。

これがまた、すごい。
人口300人ちょっとの地域で、
1日25万〜30万円
売り上げる日もあるという。
普通に考えたら、
成立しない。
AIに聞いたら、
きっと「採算が合いません」と答えるだろう。
でも、
現実は動いている。
なぜか。
理由はシンプルだった。
「何があっても、復興する」
と決めているからだ。

奥田さんは、
残りの人生の全てを賭けてでも、
必ず復興を実現すると決めている人だった。
白衣の天使
フローレンス・ナイチンゲール
の言葉を思い出した。

野戦病院で看護師として
奮闘していた彼女の言葉だ。
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私は地獄を見た。
私は決して
クリミアを忘れない。
生きている限り
彼らを死に追いやった相手と
戦い続ける。
看護という仕事に人生を捧げ、
衛生環境を改善する
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野戦病院で
看護師をしていた彼女は、
衛生環境を改善し、
3ヶ月で死亡率を
42%から6%に改善している
その昔、
病院は決して衛生的ではなかった。
不衛生な環境で、
感染症で亡くなる人が多かった。
誰も、それに気づいていない中、
ナイチンゲールは
衛生環境が大事だと、訴え続け、
常識を変えていった。
奥田さんが
何度も言っていた。
「行政を待っていたら遅い。
復興はスピードが大事」
もちろん、
行政の支援はありがたい。
でも、
行政はビジネスのプロではない。
本当に地域を復活させるには、
民間が主体で動かなければいけない。
この話、
能登だけの話じゃないと思った。
青森もそう。
東北もそう。
人口減少が進む地方全部に共通している。
若い人が来ない。
仕事がない。
住む場所がない。
保育園もない。
だから人が減る。
でも逆に言えば、
仕事と生活環境を作れれば、
若い人は来る可能性がある。
奥田さんは、
それを実際に形にしていた。

民泊施設。
カフェ。
研修施設。
コミュニティセンター。
しかも、
事業は黒字。
これが本当にすごい。
補助金頼みじゃない。
「補助金が切れたら終わり」
では意味がない。
ちゃんと
自走する仕組みを作っている。
しかも、
人口300人の地域で。
普通に考えたら、
無理。
でも、
やっている。
奥田さんを見ていて感じたのは、
“考え方”の違いだった。
多くの人は、
まず「できない理由」を探す。
人口が少ない。
採算が合わない。
人がいない。
市場が小さい。
でも、
奥田さんは違った。
「やると決めている」
だから、
方法を探す。
この
順番なんだと思った。
実施のところを知りたいと
聞いてみた。
南志見地区で
成功している理由。

それは、
競合がいないから。
誰もやりたがらない。
でも、
地域には必要。
だから感謝される。
応援される。
結果、
地域全体が仲間になっていく。

これって、
本来の“まちづくり”なんだと思う。
奥田さんは
元々、建設業。
でも、
建設業って本来、
「まちづくり業」なんだと思う。
さらに言えば、
「生活づくり業」。
住宅屋さんも、
本当はそう。
家だけ作っているんじゃない。
暮らしを作っている。
地域を作っている。
未来を作っている。
そんなことを、
改めて考えさせられた。
そして、
今回ものすごく感じたことがある。
AIの時代だからこそ、
“人間の意思”が重要になるということ。
AIは便利だ。
知識もある。
分析もできる。
でも、
「絶対に復興する」
という意思は持てない。
AIに
「震災直後の輪島で商売は成り立つか?」
と聞けば、
きっとNOと答える。
でも、
奥田さんたちは違った。
「復興するのは決まっている。
だから、その方法を考える」
この順番だった。
AIは、
人間の意思を実現するために使うもの。
判断そのものを委ねると、
一般論になる。
今回、
それを強烈に感じた。
結局、
最後に現実を動かすのは、
“思い”なんだと思う。
どんなに優秀な専門家がいても。
どんなに素晴らしい
ビジネスモデルがあっても。
最後に、
「絶対に成功させる」
という覚悟がなければ、
現実化しない。
逆に言えば、
「絶対に成功させる」
その思いがあれば、
人も、
知恵も、
仲間も、
後から集まってくる。
BBAのみんなも、
きっとそうなんだと思う。
ブログの先生、
板坂裕治郎さんの思いに
引き寄せられて集まっている。

裕治郎さんが言っているのは、
「業界の常識をぶち破り、
誰からも憧れられる影響力ある経営者を地方から輩出する」
ということ。
もっと言えば、
“にっちもさっちもいかなくなって、
命を落としてしまう経営者をなくしたい”
という使命感。
全部、
原体験から来ている。
奥田さんもそう。
だから、
人を動かす。
最後に、
奥田さんから宿題をもらった。
「どうしたら、能登に若者の働き手を増やせるのか?」
提出期限は6月14日。
ブログに書きます。
でも、
この宿題。
能登だけじゃない。
青森にも。
地方にも。
そして、
僕たち自身にも向けられている
問いなんだと思った。

奥田さんの運営する南志見市場の前で、
みんなで”なじみポーズ”

*奥田さんと二人でなじみポーズ
ブログNO 4114
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見学時間 10:00〜17:00
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小中野モデルハウス
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