Useful Column

毎日触れる床だから、サイエンスホームの床には木のぬくもりを感じられる「無垢床」を採用しています。
「無垢床」(無垢フローリング)とは1本の天然木を切り出して作られた床材のこと。
木そのものを床として使う、最もシンプルで自然な床材です。
そして無垢床と一口に言っても、元になる木の種類によって、硬さや色合い・見た目から感じる雰囲気は異なります。
そもそも、無垢床とは?

「無垢床」とは、100%木そのもので作られた床材のことです。
複合(合板)フローリングのように複数の木材やシートを貼り合わせたものではなく、中まで表面と同じ木でできています。そのため多少の傷であれば、やすりをかけてあげることで、ほとんど元通りに出来るのが嬉しいポイントです。
また、コンクリートやタイル・金属に比べて熱伝導率が低く、熱の移動がとてもゆっくりです。
触れた瞬間のヒヤッとした感じが少なく、裸足で歩いたときに「じんわり」とした優しい温かさを感じられます。
サイエンスホームでは、暮らしや好みに合わせて選べる4種類の無垢床をご用意しています。
ここからはそれぞれの特徴を順にご紹介いたします。
① アカシア| 力強い表情と、心強い耐久性


マメ科アカシア属に分類される常緑広葉樹で、世界中に広く分布している植物です。
乾燥や寒さに強く比較的育てやすい植物なので、庭木やシンボルツリーとしても人気があります。
春には鮮やかな花が咲き、夏には爽やかなグリーンの葉を楽しめます。秋になると葉の色が変化し、冬には葉を落とす種類もあるため、1年を通じて異なる表情を楽しむことができます。
また、アカシアの花はとても香りがよく蜂蜜の原料としても有名ですね。
床としての特徴
空間の印象
ワイルド、ヴィンテージ、インダストリアルな雰囲気
高級感のある色味と自然な風合いを楽しみたい人、木の「個性」をはっきり感じたい人向け
② カバ(バーチ)| 明るくムラのない、スッキリとした床


カバノキ科カバノキ属(またはシラカンバ属)に分類される落葉広葉樹です。主にロシアや中国東北部産などで、白っぽい色味が特徴のバーチ材を弊社では「カバ」と呼んでいます。
軽量でありながら適度な強度があり、加工しやすいため、家具材、フローリング材、建築材料、器具材などに幅広く利用されています
床としての特徴
空間の印象
ナチュラル、北欧風、和モダン、カントリー、カフェスタイルにも◎
明るく・清潔感がある、シンプルで飽きのこない床を求める方におススメ
③ サクラ(西南サクラ/カバザクラ)| ほんのりピンク色の、やさしい床


カバノキ科カバノキ属(またはシラカンバ属)に分類される落葉広葉樹です。中国南西部産でほんのりピンクがかった色味が特徴になります。
一般的に私たちが思う春に見る「桜」はバラ科サクラ属で、こちらの無垢床のサクラは、②のカバと同じ種類です。産地と木肌の色合いで「カバ」「サクラ」と区別しています。
木目は比較的穏やかで緻密、波状の模様が出ることがあります。光の当たり方でその表情は変化し、高級感のある光沢を放ち明るい室内を空間を演出します。
床としての特徴
空間の印象
こちらもナチュラル、和モダンなどに◎ 和風テイストにも合います
柔らかく・温かみのある落ち着いた雰囲気に、「居心地」を重視したい人向け
④ ひのき| 香りと肌触りを楽しむ、日本の木


ヒノキ科ヒノキ属に分類される常緑針葉樹です。日本固有の代表的な針葉樹で、美しい木目と香り、優れた耐久性・耐水性、抗菌・防虫効果が特徴の高級建材です。
奈良時代に完成した日本書紀には、「スギとクスノキは船に、ヒノキは宮殿に、マキは棺に」というように、木材の特性に応じた使い分けが示されています。古くから寺社仏閣の建築に最適で最高の材になるということが知られていたようです。
床としての特徴
空間の印象
純和風はおてのもの◎ その他和モダン、シンプルモダン、ナチュラル、北欧風も
自然・和・やすらぎ、木そのものを感じる空間、裸足で過ごすことが多い方は特におススメ

無垢床はどれが「良い・悪い」ではなく、
どの雰囲気が好きか?が選ぶ基準になります
木にはそれぞれ個性があり、見た目の違いはもちろん、樹種によっても硬さや足触りにも差があります。
とはいえ、どの樹種も「木」であることに変わりはありません。
傷がつくことも、凹みが出来ることも、無垢床にとっては特別なことではないのです。
その傷も凹みも、「暮らしの記録」として楽しめること。これが無垢床ならではの魅力です。
暮らしの中での変化を味わいとして受け止め、愛着を持って長く付き合っていける方にこそ、「無垢床」を選んでいただきたいと考えています。