鈴木七沖さんとの出会い

編む（あむ）

 

どんな時に使う言葉なのか調べてみると、

以下の通りで、とても当たり前のことが書いてあった。

 

 

1.　糸・竹・針金または髪などを打ち違えて組む。

 「草で筵(むしろ)を―」

 

2.　多くの材料を集めて本を作る。編集する。

 「句集を―」

 

本を編集することも、「編む」という。

 

 

 

編集の編は編むになっている。

 

 

 

 

 

中村文昭さんや

斎藤一人さんなどの本を編集した

編集者の鈴木七沖さんは

編むという言葉を使った。

 

 

 

 

 

作者という素材をどれだけ

引き立たせることができるのか？

 

 

 

 

編集者の役割の大きさを知った。

 

 

布を編んでいくのに、

縦の糸と横の糸を合わせていく。

 

 

それが編む。

 

 

線が合わさり面になる。

 

 

人と人が重なり合う。

 

 

その人の過去と未来。

 

その人の光と陰。

 

もともとあるものを引きだし、

編むことで、作者そのものを輝かせ

作品を輝かせる。

 

 

 

日本人は

０から１を作るのが得意な

民族ではなないと思うんです。

 

元来日本人は、

編集するのが得意な民族だと思うんです。

 

 

鈴木七沖さんはそんなふうに語っていた

 

 

 

 

僕たち住宅屋さんの仕事も、

家づくりを通じて、目の前のお客様の人生を

編ませていただいているんだなと思った。

 

 

 

 

鈴木七沖さんを八戸に呼びたい。

 

どうしても、呼びたい。

 

八戸のみんなに、七沖さんを合わせたい。

 

一緒に倫理法人会で勉強している、

アンソニー奈己さんが熱く語っていた。

 

 

 

 

その情熱が形となって、

映画３０（さんまる）の上映会＆トークライブを

開催することになった。

 

 

 

僕は、七沖さんを存じ上げていなかったのと、

どんな方かも存じ上げていない時に、

とくにかく、七沖さんにあってほしい。

アンソニーさんがここまで興奮気味に言うって。。

 

 

一体、七沖さんってどんな人？

 

 

 

 

 

１０月２３日（月）

映画３０（さんまる）の上映会＆トークライブ

約１００名の皆様と時間を共有。

 

 

大感動での終幕。

 

 

 

トークライブはもっともっと話を聞きたいと思えるような

深い内容だった。

 

 

 

 

 

その後、懇親会で、話をさせていただいて

アンソニー奈己さんが言っていることが

わかりました。

 

 

 

 

 

鈴木七沖さんは壁がないんだなと。

 

心の壁を感じない。

 

心をその人の姿形が表している。

 

 

べき、ねばならばい　を全く感じない。

 

素敵な人と出会えました。

＊奥さまと一緒に八戸・青森にお越しいただきました。

 

 

 

 

鈴木七沖さんが編んだ作品は数多くある。

 

 

 

 

 

 

 

どんなふうに、作者の心を引き出したのか、

改めて作品を読んでみたいと思った。

 

 

 

 

 

 

ブログNO　３１９１

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