自宅の敷地内にお隣さんの栗が落ちていた

自宅の敷地内にお隣さんの栗が落ちていた

 

 

 

 

 

 

ふと、上を見ると、

お隣の敷地の栗の木に大きな栗が実っていた。

 

 

 

そうか、ここから落ちたんだな〜

昨日も数個落ちていて、今朝も数個落ちていた。

 

 

ちょうど、お隣さんの土地の端っこに栗の木が

あるから、こちらにも落ちてくるんだろうな〜

と思った。

 

 

とりあえず、栗は、敷地の脇に寄せて、

置いておいた。

 

 

今朝、妻が栗を片づけていると、

お隣さんが声をかけてくれた。

 

 

栗が落ちてしまってごめんなさい。

 

 

子供さんにあたって

怪我をしてしまったら申し訳ないと

思っていました。

 

 

と、栗を茹でて持ってきてくれた。

 

 

 

 

 

そして、

栗は、持って帰ります。

と落ちた栗を持ち帰ってくれた。

 

 

この栗を妻が食べたら

とっても美味しかたみたい。

 

 

 

秋を感じる〜

って妻も栗に舌鼓を打っていた。

 

 

ふと、僕が宅建の試験を受けた時のことを

思い出した。

 

 

宅建の試験で、

お隣の柿の木から自分の敷地に柿が落ちてきたら

その柿は自分で食べていいのか？

 

 

という問題が出た。

 

 

これって、普通の市民の感覚だと、

色々分かれるところだと思うです。

 

 

ある人は

こちらの土地に落ちてきたものだから、

もうこちらのものだよねって

思う人もいると思うし、

 

 

またある人は、

丹精込めて育てた果実だったり、

お隣の敷地の土地の養分で育った

 

木の実だから、

所有権はあくまでもお隣さんにある

のではないか？

と思うかもしれない。

 

 

 

 

で、法律はどうなっているかというと、

民法89条1項及び、民法206条によると、

木の所有者が柿の実の所有者

ということになるのです。

 

 

あくまで民法なので、

お隣さんが、

どうぞ食べてくださいとなると、

食べちゃってもいいことになるんで、

話し合いになるんですけどね。

 

 

 

まあ、一つの基準を知っておくと、

万が一こんなことがあっても、

悩まなくていいかもしれませんね〜〜

 

 

 

 

ブログNO　３１６５

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